先日言ってた本です。書類と書類の間に挟まってたのを
見つけました(・∀・)・・・

コンスタンティノープル陥落後まで、読んでたらしく、
読み終わるまでは、そんなにかからなかったです。

なんでこの本を選んだのか? なんですが。
ここらへんの年代って、宗教や国家とかごちゃごちゃしてる
わりに、なんていうか自分には萌えな部分が結構あったり
するので、選んでみたんですが。

萌え以前に、頭が混乱するほどの国家情勢だとかがorz
スルタンとかハレムで萌えただけでは、読み下せません。。
ちなみにハレムについては、全然記述されていないよ(゚ロ゚;)
純粋な歴史小説(?)です。。

オスマン・トルコ帝国の統治が何故13世紀から20世紀の
初頭まで続くことができたのかが、わかる(気がする)。

そして驚いたことに、このコンスタンティノープルの陥落=
ビザンチン帝国の滅亡を色んな職業や国の人間が記録として
残しており、それを作者が一冊にまとめたことです。
記録としての書物ではなく、あるときは、ビザンチン帝国の
最後の皇帝コンスタンディノス11世ドラガシス・パレオロゴスの
視点から、あるときはスルタン マホメット二世から。
ビザンチン帝国を取り巻く、ジェノヴァやヴェネツィアからの
動きなども交えているので、ファンタジーでも読んでる気に
なってしまう不思議さもある。そんな本といえばいいのかな。

でも、二度なり回数を重ねて読むとなお、この時代の背景を
読み解くことができると思います。

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